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・健康型有料老人ホームとは健康な人でも入居可能なのか ・健康型有料老人ホームのメリット・デメリットは何だろう ・そもそも健康型有料老人ホームとはどんな施設だろう と思ってはいませんか。 結論からいうと、健康型有料老人ホームは、老後を健康で活気あるものにしたい方を対象にした施設です。 なぜなら、他の施設以上に、充実した娯楽施設やサービスが提供されるからです。 一方で、入居の条件があったり、人によってはデメリットとなる特徴もあります。 この記事では、健康型有料老人ホームについて詳しく解説します。 内容は以下のとおりです。 ・健康型有料老人ホームの特徴 ・健康型有料老人ホームのメリット・デメリット ・健康型有料老人ホームが向いている人 ・健康型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違い ・健康型有料老人ホームに関するよくある質問 健康型有料老人ホームに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
2024-09-06公開 2024-10-30更新
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「利用者(患者)さんやご家族の想いを大切に」と「笑顔」をモットーに、看護師の仕事に30年間従事。これまでの知識と経験を活かすために、看護師業と並行し、ライターとして活動している。
この記事の執筆者
老後の暮らしを考える年代の中には、充実したシニアライフが実現できる「健康型有料老人ホーム」が気になっている方もいるでしょう。
歳を重ねても自宅で快適に暮らしたいという願いがある一方で、安心してすごすには、設備やサービスが整っている施設での生活も選択肢のひとつとなります。
有料老人ホームの中でも、とくに高級感がある健康型有料老人ホームの特徴は以下の4つです。
それぞれ説明します。
健康型有料老人ホームは、その名のとおり健康な高齢者向けの有料老人ホームです。
入居対象者はおおむね60歳以上で、介護が必要な方は入居できません。
ひとり暮らしに不安を感じる方や、他の入居者と楽しいシニアライフを送りたい方にとって最適の場所といえるでしょう。
ただし、健康型では介護サービスは提供されず、認知症やその他の病気などで介護が必要になった場合、退去や別の施設への移動の可能性があります。
この点には注意してください。
健康型有料老人ホームの設備は施設ごとに異なりますが、トレーニングルームや大浴場、カラオケなど個人や他の入居者と楽しめる娯楽施設が充実しています。
例としてあげられるのは
などです。
健康型有料老人ホームは、老後を優雅にのんびり暮らしたい方にとって旅館やホテルのように楽しく過ごせる場所です。
健康型有料老人ホームは、老後の生活を楽しむことを目的とした施設です。
そのため、他の有料老人ホームと比べて入居一時金や月額料金が高額に設定されています。
入居者が健康であるほど利用期間は長くなり、月額料金が総額として増加する傾向があります。
また、施設の敷地面積や共用設備に費用をかけているため、入居一時金が高額になることもあります。
一時金は、一定期間内に退去した際に返還される場合がありますが、返還される金額には施設ごとの条件があり、返還対象とならない初期費用もあるため入居前に条件を確認しておきましょう。
月額利用料金は20万円から40万円程度が目安であり、入居一時金が高い施設は月額料金を安く抑えていることもありますが、総費用はあまり変わりません。
他の老人有料老人ホームと健康型有料老人ホームとの月額費用や特徴などの比較表を、1章の最後にまとめました。
高齢になると、毎日の食事の準備や後片付けが面倒に感じることがありますよね。
健康型有料老人ホームでは、介護サービス以外の家事手伝いのサポートが受けられます。
食事以外にも安否確認や掃除、洗濯などさまざまな家事をスタッフに依頼できます。
また、施設には敷地内にクリニックが併設されている場合や、連携している医療機関に受診できる場合があります。
これにより、健康管理面でも安心してすごせるでしょう。
一般的に高級老人ホームと呼ばれる施設には、以下の3種類があります。
それぞれの費用や特徴を、以下の表にまとめました。
住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームの詳しい内容は、こちらをご覧ください。
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住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の介護の仕組み! | シニアホームの窓口ナビ
【初めての方へ】介護付き有料老人ホームとは?メリット・料金を解説 | シニアホームの窓口ナビ
健康型有料老人ホームのメリット・デメリットについてお伝えします。
健康型有料老人ホームのメリットは、次の4つです。
それぞれ説明します。
健康型有料老人ホームの一番のメリットは、たくさんの楽しいアクティビティやイベントがあり、退屈な時間を過ごさずに済むところです。
施設内では様々な趣味やサークル活動に参加でき、スポーツジムや図書館、シアタールームなども完備されている場合もあります。
また、温泉やプール付きの施設もあり、心身の健康維持や新しい趣味を楽しめます。
2つ目のメリットは、上記のアクティビティや娯楽施設での活動が、認知症予防や健康寿命延長につながることでしょう。
例えば、麻雀やゲームなどの集団活動は、コミュニケーションを取りながら脳の活性化につながりますし、さらに、定期的に体を動かすと認知機能や筋力低下を防いでくれます。
これらの活動を日常生活に取り入れることで、認知症の発症や要介護状態になる時期を遅らせられる可能性があります。
メリットの3つ目は、ひとり暮らしや高齢者世帯の不安が解消される点です。
心身の機能の低下は加齢とともに誰にでも訪れ、とくにひとり暮らしの場合、家のことを一人でこなすには体力的にも不安が生じる場合があります。
まだ、介護は必要ない方でも、自宅でのひとり暮らしや高齢者だけでの生活がいつまで続けられるか、心配な方もいるでしょう。
健康型有料⽼⼈ホームは、家事全般をサービスで代行可能なため、そのような不安が解消できる施設といえます。
4つ目のメリットは、家族も安心できるという点です。
家族や親族にひとり暮らしの方がいると、心配なのは急に体調を崩した際などの安否確認です。
高齢者は、事故や転倒のリスクも上がり、持病が急に悪化するケースも珍しくありません。
普段からまめに連絡をとりあっていても、とくに遠方に住んでいる場合は、いつ何が起こるかわからない不安が付きまといます。
健康型有料老人ホームに入居すれば、施設スタッフやほかの入居者の中で見守りができるため、家族も安心して自分たちの生活が送れるでしょう。
健康型有料老人ホームのデメリットは以下の4つです。
それぞれ説明します。
健康型有料⽼⼈ホームのデメリットの1つは、入居一時金や利用料がかなり高額な点です。
自分自身の年金や保有資産に余裕がある方は入居を決めるのは簡単ですが、家族が負担する場合は、生活に圧迫を与えかねません。
入居を考える前に、まず支払い可能かを検討する必要があります。
その際には、介護保険や家計の情報などに詳しい専門家(ファイナンシャルプランナー)に相談し、しっかりと資金計画を立てることをオススメします。
2つ目のデメリットは、⼊居中に病気や怪我で体調が悪化して要介護状態になった場合に対応が難しい点です。
施設内は完全バリアフリー化されていますが、基本的に自立した高齢者を想定しているため、トイレや浴室などは要介護者には必ずしも適しているとは限りません。
施設によっては、自立から要支援、要支援から要介護になっても、軽度の段階であれば外部サービスを利用して生活を続けることが可能です。
しかし、介護度が悪化してきた場合には退去を求められる場合もあるため、早めに住宅型有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅などへの住み替え(転居)の検討もしておきましょう。
健康状態が変化した場合の対応については、入居前にそれぞれの施設でよく確認する必要があります。
デメリットの3つ目は、人付き合いが苦手な人には向かない場合もある点です。
元気な⾼齢者が多く⼊居し、お互いに交流する機会が増えてくると、さまざまな⼈間関係が発⽣します。
場合によってはお互いの関係が悪化したり、付き合いに疲れたりするかもしれません。
入居する際には、最低限の人付き合いは必要であると認識しておきましょう。
4つ目のデメリットは、健康型有料老人ホームが他の有料老人ホームに比べて施設数が極端に少ないことです。
厚生労働省の有料老人ホームの概要(H25年)によると、有料老人ホーム全体の健康型有料老人ホームの割合は1%以下になっています。
この状況から、まずは、健康型有料老人ホームがお住まいの地域にあるかどうか調べる必要があります。
その際には、施設選びガイド | シニアホームの窓口ナビ で探すのもひとつの方法です。
健康型有料老人ホームが向いている人の特徴は、以下の4つです。
ご自身の将来や高齢のご家族が、以上の条件にあてはまるかどうか、じっくり検討してみましょう。
健康型有料老人ホームを検討したけれど、少しハードルが高いと思われる方には「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」もオススメです。
サ高住は、入居者に自由度があり、安否確認や生活相談サービスを受けられるバリアフリーの賃貸住宅です。
サ高住の対象者は、原則60歳以上の自立・要支援・要介護の方です。
健康型有料老人ホームとの大きな違いは、要介護になっても外部サービスを利用しながら、そのまま住み続けられる点でしょう。
以下の表に、サービス付き高齢者向け住宅と健康型有料老人ホームの特徴の違いをまとめました。
サ高住の特徴として
の2種類があります。2つのサービスの詳しい内容はこちらをご覧ください。
関連記事
【わかる】サービス付き高齢者向け住宅の特徴、老人ホームとの違い | シニアホームの窓口ナビ
最後に、健康型有料老人ホームに関するよくある質問にわかりやすく回答します。
回答:結論からいうと、介護が必要な方は健康型有料老人ホームの対象にはなりません。
なぜなら、このタイプの施設は自立した健康な高齢者を対象としているためです。
現実的には、健康型有料老人ホーム入居後に体調が崩れたり認知症が発症したりして、介護が必要になるケースも考えられます。
そのときは、他の施設へ移動が必要になります。
入居前にこうした点を理解したうえで、施設側の入居条件をよく確認しておきましょう。
回答:健康型有料老人ホームの中にもペットも一緒に入居できる施設はありますが、詳細は、施設に直接問い合わせるのがオススメです。
ペットと一緒に生活できる施設は年々増加傾向にあり、健康型有料老人ホームのほかにも、シニアレジデンス、サービス付き高齢者向け住宅などでも同様のサービスが提供されています。
ただし、それぞれの場所でペットと入居できる要件が異なるため施設側への確認が必要です。
シニアホームの窓口では、無料相談でも質問を受け付けております。少しでも気になることがあればお気軽にご質問ください。
充実したシニアライフが実現可能な健康型有料老人ホームは、アクティブな毎日から認知症の予防にもつながるため、魅力的な施設の1つといえます。
健康型有料老人ホームの特徴は、以下の4点です。
このタイプの施設への入居を検討する際には、条件や費用などに注意する必要があります。
メリットやデメリットを理解したうえで、健康型有料老人ホームをオススメする人は以下のとおりです。
また、比較したい施設として「サービス付き高齢者向け住宅」もご紹介しました。
さらに、詳しい老人ホームや介護施設探しに必要な情報は、シニアホームの窓口からも発信しています。
介護でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
総合介護事業会社で有料老人ホーム、グループホームなどの利益改善責任者を担当したのち「シニアホームの窓口ナビ」を立ち上げ。介護現場での経験をもとに「老人ホーム選びのホンネ」を解説しています。
この記事の監修者